Tuesday, December 31, 2013

2014年度関西パーマカルチャー塾デザインコース


共に生きる豊かさのデザインと実践のスパイラル
第8期 関西パーマカルチャー塾
関西説明会 大阪・京都・神戸3days
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関西で8年目となる、パーマカルチャーデザインコースのご案内です。
1/18大阪、1/19神戸、2/9京都の関西説明会3daysでは、ゲストにパーマカルチャー・センター・ジャパンの設楽清和氏をお迎えする予定です。来年度の受講を検討中の方も、パーマカルチャーにちょっと興味があるかも、という方も、ぜひご参加ください。





■パーマカルチャーとは
 人と生きものが、より豊かに,しかも持続的に生きて行くことができる環境(=生態系)をつくる、デザインと実践のしくみです。植物や動物、そして空間が持つさまざまな特質を活かし、循環と相互利益に基づくシステムをつくり出していきます。

■パーマカルチャー塾とは
 関西では唯一、国際的に定められたパーマカルチャー・デザインコースです。毎月1泊2日(最終回は2泊3日)全9回の講義と実習があり、日本の第一人者である設楽清和氏の講義、田畑に囲まれた古民家の会場・宿泊施設が特徴です。

■講師:設楽清和 氏
 国際認定パーマカルチャーデザイナー。
 新潟で4年間農業に従事した後、アメリカに渡りジョージア大学大学院にて環境人類学を学ぶ。帰国後、神奈川県藤野でパーマカルチャーの日本型モデルを確立するために、パーマカルチャー・センター・ジャパンを設立。

■こんな人にオススメ
・パーマカルチャーに興味があるけど難しそう
・環境問題を根本から解決したい
・衣食住の自給に興味がある
・暮らしに自然を取り入れたい
・クリエイティブな暮らしがしたい

■説明会スケジュール
 大阪 1/18(土)13:00-15:00 モモの家(吹田) 参加費1200円(軽食・お茶付)
 京都 1/19(日) 12:00-13:45 かぜのね(出町柳) 参加費1000円(お茶付)
 神戸  2/ 9 (日)16:00-17:45 ミドリカフェ(岡本)参加費1000円+1オーダー

■申し込み:
 下の内容をメールにてお知らせください。
 【氏名/住所/電話番号/メールアドレス/参加希望会場】
■申し込み・問合せ先:
 attic.earth@gmail.com
■説明会会場へのアクセスなどは各HPへ→
 モモの家(吹田)http://www.momo-family.org/?page_id=9
 かぜのね(出町柳)http://www.kazenone.org/modules/contents/index.php?content_id=3
 ミドリカフェ(岡本)http://midoricafe.jp/header/access.html
■関西スクール日程はPCCJのHPへ→
 2014年度関西パーマカルチャー塾デザインコース
 http://www.pccj.net/learnpc/pages/000251.html

Tuesday, May 7, 2013

はじまるよ!『アーバン・パーマカルチャー塾 in 関西』@モモの家




GWはどう過ごされましたか?
やっとやっと、暖かい(汗ばむような)日がやってきましたね〜
さてさて、吹田のニュースとして、この6月から始まる「 アーバン・パーマカルチャー塾 in 関西」のご案内を開始しました!
駅から近いマチナカ民家コミュニティ・スペースの『モモの家』で、都市をデザインする新しい学びをはじめませんか?
1回2000円と参加しやすい価格と、縁側とお庭のある親しみやすい空間で、みなさまのご参加をお待ちしています。

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  アーバン・パーマカルチャー塾 in 関西
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 -都市で生きる力-
 現在世界的に見ると40%の人が都市に住んでいますが、日本ではこの数字は80%になります。既に日本では田舎ではなく都会で大多数の人が住んでおり、都市の利便性や活気、創造性は現代生活を行って行く上で欠かすことのできないものになっています。
 一方、都市化は環境やエネルギー問題の原因ともなっており、都市で如何に生きるか,あるいは現代の都市が抱える問題を都市でどのように解決して行くかについての解答を出すことも求められています。
 都市の環境に対する負担を軽減し,かつそこでのくらしをより安全、快適で、コストの低いものにして行くためにパーマカルチャーの考え方や手法を活かした生活とまちづくりを実践して行くのがアーバンパーマカルチャーです。
  講座では、都市を理解することから都市の中でどのような生活をするか-食べ物づくりや、部屋づくり、家具づくり、身体づくり等-についての具体的な手法を 学ぶと共に、これからのどのような都市を造って行くかを考えデザインし,その具体化のための仲間づくりや仕組みづくりも行います。
 都市を自分ではどうすることもできない空間と考えるのではなく,このようにして行きたいという視点で見直し,それを仕組みづくりから考え,実際の形にして行くための講座です。


■開講日程
【第1回 都市の歴史と役割】
6月14日(金)19:00-21:30
 ・都市とは何か(歴史、役割、構造)
 ・都市づくりの実践例

【第2回 都市における循環のデザインと食べ物づくり 】
7月19日(金)19:00-21:30
 ・栄養分・水・情報の循環を考える
 ・ボカシ肥作り
 ・ベランダプランターガーデンづくり

【第3回 自分オリジナルの家具づくり】
8月31日(土)~9月1日
 ・神戸北区淡河のパーマカルチャー関西に宿泊しながらの家具づくり
  -自分の部屋に自然を持ち込む手作りの家具づくりを行います。
  ※この回のみ、神戸市北区淡河のパーマカルチャー関西事務所にて開催します

【第4回 心の健康の自給】
9月20日(金)19:00-21:30
 ・都市における心のバランス

【第5回 コミュニティーガーデンの役割とデザイン 】
10月18日(金)19:00-21:30
 ・コミュニティーガーデンの役割と歴史
 ・近隣の公園をコミュニティガーデンにデザインする

【第6回 都市と田舎を結ぶ】
11月15日(金)19:00-21:30
 ・CSA(コミュニティー・サポーテッド・アグリカルチャー)
 ・都市農村交流
 ・多様な主体と農村地域の連携

【第7回 都市におけるコミュニティづくり】
12月20日(金)19:00-21:30
 ・コミュニティとは
 ・都市のコミュニティづくりの実践例研究
 ・都市コミュニティのデザイン

【第8回 持続可能な都市をデザインする】
1月17日(金)19:00-21:30
 ・持続可能な都市のヴィジョンづくり
 ・都市の問題の割り出しとその解決策の案出
 ・都市を持続可能にする装置
 ・都市のデザイン

■講師: 設楽清和(NPOパーマカルチャーセンタージャパン代表)
    石井凪人(鍼灸あんまマッサージ指圧師、獣医師、登録販売者
         パーマカルチャーデザイナー)
    スズキヨウ(自然&農体験インタープリター)

■定員 各回20名

■受講料
 1年間通し:22,500円(家具づくり合宿費込み)
 1回ごと: 2,000円
 家具づくり合宿のみ:15,000円(材料費・宿泊費・食費を含む)

■会場 モモの家 (大阪府吹田市泉町5-1-18) TEL:06-6337-8330
http://www.momo-family.org/  阪急吹田駅から歩いて5分
 JR吹田駅から歩いて12分

■会場への地図URL
http://www.momo-family.org/?page_id=9

■申し込み:
 以下の内容をメールにてお知らせください。折り返し、受け付け完了メールを返信いたします。
 【氏名/住所/電話番号/メールアドレス/参加希望回】

■会場 モモの家 (大阪府吹田市泉町5-1-18) TEL:06-6337-8330
 阪急吹田駅から歩いて5分
 JR吹田駅から歩いて12分

■申し込み・問合せ先:
 urbanpc.kansai★gmail.com(★を@に変えて下さい)

Tuesday, April 9, 2013

4/14 洋服とタネの交換会「xChange plus」のお知らせ





4/14(日)にモモの家のお祭り「あおぞらモモのいえ」が開催されます。
うた、オドリ、ゲーム、手作り小物、ヨガや、
カレー、チャイ、お菓子、パン、イカヤキなどおいしい食べ物もたくさん!
春の公園でいちにちのんびりすごしましょ♪
http://www.momo-family.org/?p=2661

さらに、素敵な洋服の交換会と、タネの交換会が同時開催されます。
自分には合わなくなったけど、捨てるにはもったいない、
誰かに大切に着つづけてほしい、そんな服やアクセサリーを交換する「xChange」、
自分の畑でつないでいる自家採取のタネ、地域に適合した在来種や固定種、
その他オススメのタネ/苗などを交換する「タネの交換会」、
自分たちでつくる、楽しむ、育てるイベントです。
ぜひぜひご参加ください!!

 【イベントタイトル】洋服とタネの交換会「xChange plus」in あおぞらモモのいえ
【開催日】 4月14日(日)10時~16時
【開催場所】泉公園(大阪府吹田市泉町2丁目11 市立いずみ保育園ヨコ 阪急吹田駅から歩いて5分 JR吹田駅から歩いて12分)
【マップ】http://tinyurl.com/c9lmbjp
【参加費】無料。カンパ歓迎です。

★交換アイテムをお持ちいただける方へ★
「エピソード・タグ」にメッセージを書いてください♪
一点一点のアイテムに「エピソード・タグ」をつけていただきます。
それぞれに込められた思い、思い出、取り扱い(栽培)方法、
受けとる人へのメッセージなど、なんでもご自由に。
タグを読みながら物色するのも、xChange、タネの交換会の楽しみのひとつです。
会場でエピソードタグ(服用/タネ用)を用意します。

<衣服に関する注意>
○春・夏物を中心に、傷や汚れのひどくない洗濯済みの服をお持ちください。
○レディース、メンズのどちらも持ち込み歓迎!
○靴、帽子、スカーフやアクセサリーもOK。ほかの人に喜ばれるかな、と思うものをお持ちください。
○持ち込み、持ち帰り点数の制限はありません。展示用ハンガー、お持ち帰り用のエコバッグを各自ご持参ください。
○持ち込む服がなくても参加できます!
○残ったアイテムは、地域の作業所が運営するリサイクルショップに持ち込む予定です。

<タネ/苗に関する注意>
○なるべく、春・夏蒔き/植えの自家採取、在来種、固定種のタネや苗をお持ちください。
 (参考ー自家採取とは:http://miho7777.ojaru.jp/newpage10.htm
 (参考ー固定種とは:http://www.omasa.org/words/ka/koteishu.html
○持ち帰りやすいように、できるだけ小分けの袋に分けて下さい。たくさん入ってなくてもかまいません。
○持ち込みのアイテムがなくても参加できます。
○残ったアイテムは、モモの家の畑に植えたり、次回の交換会まで冷蔵保存する予定です(タネの場合)。
○次回(秋予定)のタネの交換会の開催情報を知りたい方は、ご連絡先を下記までお知らせください。


【問合せ先】あおぞらモモのいえ/スズキ 090-9769-2628


Saturday, March 30, 2013

『ハーブ&ドロシー アートの森のちいさな巨人』上映会終了!

昨日、無事に上映会が終了しました!

広報不足で残念ながら多くの人に見て頂くことができませんでしたが、ちいさな会場にあたたかい気持ちが満ちている上映会でした。ご来場してくださったみなさま、応援してくださった方々、まことにありがとうございました!!

来て下さった方に、お好きなポストカードを選んでいただき、感想を書いて頂きました。
この映画に出会えた幸福感に満ちた感想のコレクションです。
その中から、一部抜粋してお届けします。


・あれだけ頑固を押し通す人生、すばらしい。

・とてもチャーミングなお二人に乾杯。もっとアートを身近にほしいです。(MSさん)

・現代アートなんてわからん、どこがいい?と思っていたのに、この映画、うつし方が上手だからなの?美術館へ行きたくなってしまったわ

・ゆるぎないやさしさと強さを感じました。

・アメリカの良心的な面を感じました。いい意味での合理性とかナショナルギャラリーの学外員の懐の深さも印象に残りました。

・思ってた以上に本気でアートに向き合ってる姿は暮らしの一部になってるトコロが驚きだった。(Aさん)

・こんな伸びやかな生活をしてみたくなりました。(Yさん)

・自分の愛するものや人や空間にもっと単純にふれて生きていきたい(YJさん)

・ああしようかな こうしようかな とってもドキドキ ありがとう〜(Zさん)

・愛すべき純粋さと情熱。それらはアーティストはじめ関わる人にエネルギーを与えるんだな

・なんで感動するのかわからないけど感動する(Mさん)


上映後に来場者の方とお話するなかで「紹介や説明が難しい映画、でも見てみるとチャーミングで楽しくて好きになってしまう」という言葉が繰り返し出てきました。私自身も、上映会を盛り上げたい、という気持ちで数日間のブログを書いてみましたが、『ハーブ&ドロシー』の世界をうまく伝えられずに困りました。

アートコレクターの夫婦のものがたり、という言葉では、絶対にまとめることのできない、自分のなかのクリエイティブな塊や好奇心がうごめきだす映画だと思います。
3/31(日)に「ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの」舞台挨拶があるそうです。関西では、なんばと梅田の2カ所にドロシーさんと佐々木監督がいらっしゃるとのこと。どうぞよき出会いを!!

【舞台挨拶情報】
なんばパークスシネマ
3月31日(日)10:00の回の上映回終了後 
ゲスト ドロシー・ボーゲルさん、佐々木 芽生 監督
※3月31日の10:00の上映回のチケットが必要。チケットは既に発売中。なんばパークスシネマ ホームページ オンライン販売(*クレジット決済のみ)及び劇場窓口にて。
http://www.parkscinema.com/news/index.htm#0000435

梅田ガーデンシネマ
3月31日(日)16:35の回の前 
ゲスト ドロシー・ボーゲルさん、佐々木 芽生 監督
※当日、朝9:30より整理券を受付
http://www.gardencinema.jp/umeda/news/detail.php?id=121


さて、アチック・アース今後の活動ですが「とってもよかった、また上映会やってね!」と何人かの来場者に声をかけていただきました。
正直に言うととても自信がないのですが、好きだからやってしまう、やってやってやり倒す、そんなハーブ&ドロシーの情熱に勇気をもらって、もう少し前へ、と思います。

次回のアチック・アース企画については、4/14(日)のモモの家のおまつり『あおぞらモモのいえ』で発表予定です。
ちいさなお祭りですが、おいしいもの、たのしいこと、やってます。ご縁がありましたら、ぜひお越こしください。
http://www.momo-family.org/

Friday, March 29, 2013

【3/29:H&D自主上映会】H&Dアート名言10句

【盛り上げ週間Day5. 英語で聞くハーブ&ドロシーとアートの世界】



いよいよ今日が上映会当日です!

上映会会場へお越こしのみなさまへ。

はじめてモモの家に来られる方は少し場所がわかりにくいため、
以下のリンクから地図を確認のうえ、いらしてください。

www.momo-family.org/?page_id=9 

また、当日のご参加も受け付けていますので、気が向いた方、
今日知って参加したい、という方もぜひお越こしください。
上映会の詳細は以下のリンクからご覧下さい。
昼14:30からと夜19:00からの2回上映します。
http://www.atticearth.blogspot.jp/2013_02_01_archive.html
さてさて、盛り上げ週間Day5、更新が遅くなってしまいました。

今日は英語の宿題。といっても、いやな宿題ではなく楽しい・・・はず。

私はハーブ&ドロシーの映画の中で、いきいきした英語にたくさん出会いました。

ヴォーゲル夫妻、または、NYに住み着いたいろんなアーティストたちが
アートを語る言葉もまた、artisticでaesthetic な香りがします。

以下は、誰が(あるいはどんな人が)どんな状況で発した言葉でしょう?

短い引用ですが、アートやコレクターの本質に関わる名言たちだと思います。

次の言葉のなかで、お気に入りの名言があれば上映会のとき、
ぜひチェックしてみてください。

上映会に来ることが難しい方にも、あとでブログでお知らせします♪お楽しみに。

- They like the most unlikable.

- Art is mute when money talks.

- You can be poor and have an aesthetic eye.

- Idea behind the work of the art become more important than the actual execution of the art.

- Is it a happening?
- It is a happening 'cause you're really participating.

- I think there's a remarkable relationship between art and animals.

- I like being in nature, I feel I'm part of it.

- Language is one of the things that you don't have to believe.

- MANY THINGS PLACED HERE & THERE TO
FORM A PLACE CAPABLE OF SHELTERING
MANY OTHER THINGS PUT HERE & THERE

- We blended our aesthetics.



よろしければコメントやシェアなどお願いします!
自主上映会情報は以下の記事からどうぞ。
http://atticearth.blogspot.jp/2013/02/2013329.html

Tuesday, March 26, 2013

【3/29:H&D自主上映会】好きな映画館はどこですか?

【盛り上げ週間Day4. アートと映画が生きる町】

今回の自主上映会は、阪急吹田駅の近くにある『モモの家』という昭和のはじめごろに建てられた家の居間を使って行います。畳敷きにざぶとんで見る映画は、映画館とは違うし、ふだんの家族の風景でもない、不思議にアートな空間をつくりだすのでしょう。『モモの家』ではコミュニティスペースとして活動してきた17年間に、多くのドキュメンタリー映画が上映されてきました。

映画を上映するときに、会場がどこなのか、ということはとても重要だと思います。きっと『モモの家』で育まれたアートな土壌が、今回の上映会を演出してくれると思っています。

というわけで、今日は『ハーブ&ドロシー』から少し離れ、好きな映画館についてお話したいと思います。


私はミニシアターやドキュメンタリーにどっぷりはまった10数年前、東京に住んでいました。
むしろ東京にいたから、それらに触れる機会が多かったのかも。
そのなかでも、好きだった映画館を3つあげるとしたら以下になります。

1. 岩波ホール
http://www.iwanami-hall.com/

ここは、丁寧に選ばれ、丁寧に上映される、という映画に会えた、私の極上のニュー・シネマ・パラダイス。この映画館で『落ち穂拾い』『木漏れ日の家で』に出会いました。いまでも私のベストムービーです。4/5まで『八月の鯨』を上映中。よさそうだなぁ!!高野さんのご冥福をお祈りしています。

<参考>岩波ホールの歩み
http://www.kanda-zatsugaku.com/090109/0109.html



2. ギンレイホール
http://www.ginreihall.com/index.html

時間はあるけれど、お金は節約したい。そんな学生時代、ロードショーから少し遅れた映画が二本立てで格安料金で見られる、このホールにもよく通いました。シングルカード会員になって、小さな紙カードの映画スケジュールを舐めるようにチェック。お世話になりました。これからもがんばってほしい!神楽坂の町並みも好きでした。


3. シネマライズ
http://www.cinemarise.com/
大阪で言うと、西九条シネ・ヌーヴォみたいな感じでしょうか?映画のチョイスが好きで、プラス、見下ろすタイプの座席が劇場っぽくて、とても気に入ってました。そういえば初めて『ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブ』見たのはココ。音楽が気持ちよすぎて寝ました(恥)渋谷の町はいつも忙しいけど、この映画館に行くと心がすっと落ち着く感じがしました。


そのほか、今は亡き恵比寿ガーデン・シネマも大好きでした。
こうしてみてみると、好きな映画館があると、町も一緒に好きになる傾向があったようです。映画が生きられる町であること、それが私にとっての豊かな町の証かもしれません。

モモの家は映画館ではないけれど、その存在は、地域の文化の拠点として、長く根をはる活動をしてきたと思います。そんな場所で今回の上映会ができること、とても嬉しいな〜、と感じつつ。いよいよ上映会まであと3日。

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自主上映会情報は以下の記事からどうぞ。
http://atticearth.blogspot.jp/2013/02/2013329.html


Monday, March 25, 2013

【3/29:H&D自主上映会】監督の人柄は映画に現れ、人を呼ぶ。

【盛り上げ週間Day3. 美しい映画の条件】


昨日の話題にも関連しますが、監督を美しいと思うと、その映画を応援したい、人にも勧めたい、と思ってしまいます。


私だけでしょうか。
ミュージシャンは性格が壊れていても音楽だけ聴ける、と思うのに
映画監督は、なんだか人格そのものに惚れる、ということが結構あるように思います。

東京都写真美術館の試写会に行ったときに、『ハーブ&ドロシー』の佐々木芽生監督にお会いする機会がありましたが、NYに生きるあっぱれな貫禄と、ヴォーゲル夫妻への謙虚な尊敬と親愛を感じました。

以下のレビューで「明日死んでも悔いはない」という佐々木監督。まさに生ききっている女性の美しさがありました。
CineReflet 『ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人』佐々木芽生監督インタビュー

さて、映画について、事前にネタバレされるといやだー、という方は見ない方がよいかもしれませんが、こちらのレビューは充実していました。二人の言葉や、レビュアーの方の視点がうまくまとめられていて、作品の雰囲気が伝わってくる感じがします。
artsmarketing アート・コレクター夫婦の物語『ハーブ&ドロシー』


また、他にも数点、たっぷりレビューされている方がいるので、勝手にご紹介させていただきます。

outside in tokyo Film Review『ハーブ&ドロシー』
「(前略)どうやらアートコレクターという名の門戸は誰にでも開かれていて、それをくぐるかどうかは個人の意志次第のようだ・・・」

チャーミングな老夫婦のドキュメンタリー。「ハーブ&ドロシー」
「映画自体を観たのは少し前のことなのだけれど、この作品はどうしても紹介しておきたいなと思っていた・・・」


あと、佐々木監督にお会いしたときにお話していらっしゃった、悲しいニュースについても、コチラのブログで紹介されていました。

さとなお.com『映画「ハーブ&ドロシー」のハーブが亡くなってしまった』

もっとたくさんの方々が、この映画を好きになって応援していると思うので、
よかったらみなさんも探してみてください!
そしてぜひ映画を見たら、感想を書いてアップして、教えてくださいね。
いろんなつながりができていったら嬉しいです。

さて、今日も夜遅くなってしまいました。今日はこのへんで。

よろしければコメントやシェアなどお願いします!
自主上映会情報は以下の記事からどうぞ。
http://atticearth.blogspot.jp/2013/02/2013329.html
 


Sunday, March 24, 2013

【3/29:H&D自主上映会】映画をみていて、他の映画を思い出す。

【盛り上げ週間Day2. 似たもの連想ゲーム】


以前、そこに座って聞いているだけで、世界中を旅したような気がするオーケストラの演奏がありました。
よい音楽は、私たちのイマジネーションをずんずん刺激してくれます。

昔、関心空間、Last.Fm、Amazonとかで「○○つながり」「このアーティストも好きかも?」「この本もいかが?」サービスが出て来たときは、しめた。これが欲しかった。と思ったものです。今ではすっかり普通になってしまったけれど。

とはいえ、この関連ワードの技術まだまだ発展途上とも思います。
一人の人間の頭で起こっている連鎖反応はWEB上で実現されているレベルより、はるかに複雑だと思うからです。
(だから以下の連想映画リストを作るのはけっこう大変でした)

ともかく映画を見ていて、他の映画を次々に思い出すことが、
私にとってはクリエイティブですごく楽しい出来事なのです。

ちなみに私の知っている映画は、
ものすごくマニアックでもない、
微妙な知られ加減の映画が多いかもしれません。

みなさんがつながりを感じるのかどうか、自信はないけど
自分はこうです、ということだけは言える・・・・


★ハーブ&ドロシーから連想した映画ベスト5★

↓以下、もはや、なんとなくアートに関連している、という共通項だけ?
いや、きっとつながっているはず、ということで無理矢理キャプション

1)アートは民衆がつくる系『クレイドル・ウィル・ロック』


2)あの頃のアメリカの香りがする系『クレイマー・クレイマー』



3)好きなものコレクターの行き先系『落ち穂拾い』



4)NYのストリートアートとすれちがう系『ミリキタニの猫』



5)たぶん同時代のモダンアートの表裏系『死なない子供』



コミュニケーションは、ズレることによって、発展していくと信じる・・・
となると、ほかにも果てしなく連想できそうなのですが、今日はこのへんで!

もし、Herb & Dorothy の映画見た人で、何か他の映画を連想した人がいたら、教えて下さい。
よろしければコメントやシェアなどお願いします!
自主上映会情報は以下の記事からどうぞ。
http://atticearth.blogspot.jp/2013/02/2013329.html


明日は、他のブロガーによるハーブ&ドロシーのレビューを探してみようと思います。
すでに2、3見つけたのですが、友達になれそうな匂いがぷんぷんします。


錯覚じゃないことを祈る。




Saturday, March 23, 2013

【3/29:H&D自主上映会情報】社会にはみ出せ!モダンアート♪

ハーブ&ドロシーの自主上映会がいよいよ来週金曜日に迫ってきました。
担当の広報不足もあってまだまだ予約数が少ないです(涙)

あと一週間で、一人でも出会いが増えてくれたらいいな、と思い、
この映画について、私が感じていること、お知らせしたいことを
このページで書いていこうと思います。

私が考える、この映画のいいところ。

普通は、アーティストは自分で自分のアートを語っちゃうけれど、
この映画では、コレクターのハーブ&ドロシーについて語っている。

アーティストが自分のアートを語ってしまうと、
アートが個人の志向の枠からはみ出しにくい・・・
特に「意味不明」「解釈次第」なモダンアートだと、さらにその傾向が強いかも。

その点、この映画は「コレクター」をテーマにしたことでアート周辺の「人間関係」や「社会的状況」を語らせているところが面白いところ!

アートが社会にはみ出していく、そんな感じ。

ところで、映画の中で、
アーティストがコレクターのことを語れるのはなぜ?
(コレクターがアーティストを語るのではなく)

それは両者の間に関係性があるから。

映画に出てくるアーティストたちによれば、ハーブ&ドロシー・ヴォーゲル夫妻は、
ニューヨーク中のギャラリーやアトリエを自ら訪問し、
アーティストの作品を「すべて」見たがったという。

そのうえで、目立つものや(アーティスト自身も含め)他の人の意見によってではなく、
自分たちの視点で、美しいもの、欲しいもの、を決めた。
時には、アーティストに意見し、交渉し、関係をつくっていく。
その2人の姿勢は、アーティストにとって「キュレーター」の役割を果たしたらしい。

私たちがふだん美術館で見るアート作品は、
アーティストのたくさんの創作のなかのほんの一部。
しかも、箱の中に展示され、人だかりの中、限られた時間で見るアートによって
私たちは「受動的な消費者」という枠に閉じ込められていないかな?

能動的にアートに関わる姿勢を持つこと。
好き、というだけで、そうする権利があること。
そこに、お金はあってもいいけど、実はたくさん無くてもいいこと。
もっとこんな「キュレーター」があふれるといいのに。

そんな意味で、この映画は、アートの社会的/デモクラティックな側面に
寄り添っているな、と感じた次第。

よろしければコメントやシェアなどお願いします!
自主上映会情報は以下の記事からどうぞ。
http://atticearth.blogspot.jp/2013/02/2013329.html

さて、明日も映画『ハーブ&ドロシー』について書いてみようと思います。
映画を見ていて連想した映画の話、など。

PS
ところで先日「ルーシー・リーの器に、直に触ることができるギャラリー」を名古屋の友人に紹介してもらいました。その手触りはやさしく、とても軽やかで、幸せな気分になりました。ギャラリーのスタッフの方も大変親切で、併設のショップやカフェも質が高く、大満足。(ルーシー・リー展は終了しています。今度は地球暦♪)
こういうギャラリーが地域にあることは、アートも地域も豊かにするなぁ、と思います。
http://www.life-deco.net/

Tuesday, February 19, 2013

2013/3/29 ちいさなアートの映画上映会


ちりつも

ちりつも

好き、を集めりゃ

こりゃたのし。

  
3/29(金)映画上映会「ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人」 

 


【開催日】   2013年 3月 29日(金)
【開催時間】  ① 14:30-16:30 / ② 19:00-21:00 (入れ換え制)
【オープン時間】① 14:00 / ② 18:30
【スタート時間】① 14:30 / ② 19:00
【参加費】   前売800円/当日1000円
【定員】    各回30名

【会場】モモの家
 住所:〒564-0041 大阪府吹田市泉町5-1-18
 TEL/Fax: 06-6337-8330(当日のみ)

【交通アクセス】 阪急吹田駅から歩いて5分 JR吹田駅から歩いて12分
 <マップ
(外部リンク)> http://www.momo-family.org/?page_id=9

【予約申込方法】
「氏名/年齢/住所/電話番号/メールアドレス」を書いてatticearth★gmail.com へ。(★を@に変えて下さい)担当から折り返し、予約受付メールを送ります。

【映画の内容】
ごく普通の郵便局員と図書館司書のハーブとドロシー夫妻が、つつましいお給料で好きなアートを買い集め、やがて世界でも屈指のアートコレクションにしちゃったキュートなドキュメンタリー。 2013年3月に続編『ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの』が全国で上映開始。

【公式HP】http://herbanddorothy.com/jp




はじめまして/Greetings

はじめまして。
アチック・アース企画です。
私にとって2月は心と体が芽吹く季節、3月は別れと出会いの季節。
大阪の吹田近辺で、とびきりのアートと自然に出会える企画をお届けします。
どうぞご期待ください。

アチック・アース企画 代表
スズキヨウ

Hello, fellows.
This is Attic Earth Planning Co.
February is a time when my heart and body start to bloom, while March is a time for farewells and new encounters.
We, Attic Earth Planning Co. promise to provide opportunities to discover special programmes related to Art and Ecology.
Please stay tuned!

Chief Director, Attic Earth Planning Co.
Yo Suzuki